不動産を購入時よりも高く売却する方法
不動産価格の値上がりに関するニュースなどを見た方は、
今売却すれば、購入時よりも高く売れるのではと考える方も多いでしょう。
ですが、もちろん高値で売却するには
良い不動産でないと、購入時より高く売却することは難しいです。
売り方によっては、売却金額が下がることもあります。
高額売却を希望している場合は、
どういった不動産なら高く売れるのかを知っておくことが重要です。
今回は、不動産を購入時よりも高く売れる不動産の条件や、
高値で売却するためのポイントをご紹介します。
目次
- ○ 購入時よりも高く売却できる不動産とは?
- ・築年数の浅い物件
- ・買ったときより高く売れる物件はほんのひと握り
- ・長年人気のある立地にある物件
- ・購入後に再開発などで地価が高騰したエリアの物件
- ○ 不動産売却時のポイント
- ・相場よりも安い価格で売り出さない
- ・相見積もりを依頼する
- ・購入額より売却金額のほうが高値になるときの注意点
- ○ まとめ
購入時よりも高く売却できる不動産とは?
最初に、どのような不動産が高値で売却できるのかを
ご紹介します。
築年数の浅い物件
一般的な一戸建ては、築20年程で建物部分の資産価値が
ほとんどなくなってしまうので、
高額売却するのが困難になります。
これは築年数の浅い物件であれば、建物自体に価値があるため、
購入時より高く売却できる可能性があるということです。
特におすすめなのが、立地の良い場所に建っているマンションです。
好立地・好条件のマンションは数が限られており、
近年、不動産の建築費用やメンテナンス費用なども高騰しています。
購入後数年しか経過していなくても、
マンションを購入した後に値上がりしたという状態になっている物件は
少なくないので、不動産によっては高値で売却できる可能性が高いでしょう。
買ったときより高く売れる物件はほんのひと握り
基本的に、購入時よりも高値で売却できる物件は、
不動産市場の中でもほんの少しです。
なぜなら、不動産は新築の時が一番、頑丈でキレイで高価だからです。
不動産は、古くなっていけばいくほど経年劣化が進み、
問題が出てきたりメンテナンスをして性能を維持したりする必要が出てきます。
古いものほど価値が下がっていくのが一般的ですが
購入時より高く売却される物件はゼロではありません。
長年人気のある立地にある物件
高額で売却できる不動産の多くに共通することが、立地の良さです。
土地の価値は、そのエリアがどれくらい便利なのか、
どれだけ多くの人が購入希望なのかによって決まります。
特に、長年安定した人気があるエリアの土地は、
土地の利便性や魅力が落ちない限り地価が上がっていくので、
建物の経年劣化分を差し引いても、
購入時より高く売れる可能性が高いといえます。
購入後に再開発などで地価が高騰したエリアの物件
新しい駅ができた
再開発で人口や街の利用者が増加した
など、不動産を購入後に何らかの要因で地価が高騰している場合も、
買ったときより高い金額で売却できる可能性があります。
ただし、突発的な要因で地価が上がっているエリアは、
今後10年、20年と安定的に地価が上がっていく保証はありません。
地価がピークに達する時期になってから売却しようと考えていると、
売り時を逃してしまう可能性もあるので、
購入後に人気が出て価格が上がっているエリアの不動産は、
早目に売却することがおすすめです。
不動産売却時のポイント
次に、売却時におすすめのポイントをご紹介します。
相場よりも安い価格で売り出さない
不動産を売却する際に重要なポイントが、
周辺の相場を事前に調べて、売り出し価格を相場よりも安くしないことです。
不動産にはエリアや築年数、間取りに応じた相場があり、
大抵の物件は相場に近い金額で売れていきます。
不動産の販売価格を相場より安く設定すると
買主は早く見つけることができますが
売却価格が下がってしまうので、買った時より高く売りたい場合は、
相場を考慮して価格を決めるようにしましょう。
相見積もりを依頼する
不動産売却では、豊富な知識があり、相性が良い不動産業者に
仲介を依頼した方が、物件も高く売却できます。
ただし、不動産売却で一社のみの見積もりでは、
相談先が自分に合っているのかの判断が難しいです。
そこでおすすめが、相見積もりを依頼することです。
複数の業者から見積もりを取り、
一番信頼できる不動産業者を選びましょう
購入額より売却金額のほうが高値になるときの注意点
不動産の購入金額より売却金額の方が高くなると、
譲渡所得税の納税が必要になる場合があります。
譲渡所得税とは
財産や商品を売って黒字になったときにかかる税金のことをいいます。
ですが、マイホームや相続した住居の売却時は、
3,000万円の特別控除を利用することができます。
税の特例を利用すれば、譲渡所得税が非課税になるケースが多いので、
購入額より高く売却できた場合は、
特例を使って節税できるのか調べてみましょう。
まとめ
人気があるエリアの物件や、再開発などの理由で地価が高騰している土地の物件、
築年数の浅い物件などは、購入したときよりも高く売れる可能性があります。
これは好条件の物件なら、
どんな不動産でも高く売れるというわけではありません。
不動産を高く売却するためには、物件の相場を調べることや、
相見積もりを取って相性の良い不動産業者を選んだりすることも
とても重要です。
また、不動産が高く売却できた場合は
税金対策が必要です。
寝屋川不動産売却センターでは、
寝屋川市の不動産買取・不動産売却・不動産査定を行っております。
お客様の大切な財産である不動産の売却について
ご希望に沿った最良の方法をご提案いたします。
不動産売却を検討されている方は、ぜひお気軽にご相談ください。