事前に瑕疵責任を理解しておきましょう！

目次

• ○  不動産売買に仲介を依頼することがおすすめの理由
• ・不動産取引を巡るトラブル防止
• ・物件に合った売り出し方法を相談できる
• ・不明点を相談できる
• ○  よくある瑕疵責任
• ・物理的瑕疵
• ・心理的瑕疵
• ・環境的瑕疵
• ・法律的瑕疵
• ○  まとめ

不動産売買に仲介を依頼することがおすすめの理由

不動産仲介業者に支払う仲介手数料の金額は
法律で上限が決まっていますが、
それでも不動産売却額によりますが、
何百万円も必要になる場合もあります。

自分で売却活動を行って買主を見つけ、
より多くの利益を得たい思う方も多いと思いますが、
不動産売却時は不動産仲介業者に
仲介を依頼することをおすすめします。

次に不動産売買に不動産仲介会社を入れるべき
理由をご説明します。

不動産取引を巡るトラブル防止

個人で不動産を売却する場合でも
不動産売買契約書、重要事項説明書が必要です。

このような書類作成には専門知識が必要になるので、
書類に不備があるとトラブルの原因になります。

その他の不動産売時によくあるトラブルは
売買代金が未払い
境界線が曖昧
建物に瑕疵がある

などがよく起こるトラブルになります。

このようなトラブルを事前に防止するためにも、
経験豊富な不動産仲介業者に仲介を依頼したほうが安心です。

物件に合った売り出し方法を相談できる

リフォームする事を前提で中古物件を購入する人は増加していますが、
それでもあまりにも古い中古住宅や
汚れている不動産を売却することは難しいです。

古い中古住宅の売却方法は
簡単なリフォームを行うことや
更地にしてから売却するなどがありますが、
不動産仲介業者に依頼すれば物件の状態や市場を見て
1番ベストな売却方法の提案を受けることが出来るでしょう

さらに不動産業者によっては、
一定期間を経過しても売却出来なかった場合は
買い取ってもらえる買取保証で売り出すことも可能です。

不明点を相談できる

不動産売却には
名義変更
住宅ローンの申し込み
確定申告
などの手続きも必要です。

専門的な分野もあるので
初めて不動産売却をする方には
不明点も多くなると思いますが、

不動産仲介業者に仲介を依頼していれば
いつでも質問や相談することが可能です。

よくある瑕疵責任

不動産を売却した後に
瑕疵が見つかった場合、
契約不適合となり売主は責任を負う必要があります。

具体的な内容は買主が
売主に対して損害賠償や補修を請求することや、
契約を解除することができます。

瑕疵には
物理的瑕疵
心理的瑕疵
環境的瑕疵
法律的瑕疵があります。

それぞれ説明します。

物理的瑕疵

建物の欠陥や破損のことです。

具体的な例は次の通りです。

屋根が破損して雨漏りがある
家に歪みや傾きがある
などです。

このような事例が物理的瑕疵になります。

心理的瑕疵

心理的に抵抗を感じる物件のことで、
事故物件のことです。

以前、住んでいた方が室内で亡くなられていた物件のことを指すのが一般的ですが、
一人暮らしの方が自然死した場合も含まれることがあります。

これは売主が自然死を心理的瑕疵には該当しないと思っていても、
買主が心理的瑕疵と思えば契約不適合となるので注意が必要です。

事故物件ということは買主に
事前告知するのが売主の義務になります。

亡くなってから時間が経過していても、
特殊清掃を行っている場合は事前告知をすることをおすすめします。

環境的瑕疵

生活環境での瑕疵のことを指します。

例えば、室内や周辺からの悪臭や騒音、
振動が該当します。

このような瑕疵は買主が引っ越し後でなければ
気づかないことも多いです。

不快に感じる基準は人によって異なりますが、
自分の感覚だけでなく買主の立場に立って
事前告知が必要か判断することが重要です。

法律的瑕疵

法律に触れる状況にある物件のことです。

その法律は、建築基準法、消防法、都市計画法などがあります。

具体的な例は次のとおりです。

建築基準法に違反する建物
火災報知器などの防災設備が設置されていない（消防法）
市街化調整区域などに指定されている地域に建設されている物件（都市計画法）

まとめ

今回は不動産売買時の瑕疵責任についてご説明しました。

法改正により売主の責任範囲が拡大されていますので
事前に瑕疵責任を理解しておくことをおすすめします。

寝屋川不動産売却センターでは、
寝屋川市の不動産買取・不動産売却・不動産査定を行っております。

お客様の大切な財産である不動産の売却について
ご希望に沿った最良の方法をご提案いたします。

不動産売却を検討されている方は、ぜひお気軽にご相談ください。

ブログ一覧