事前に知っておくべき、価格交渉されやすい不動産の特徴
不動産売却の際は、価格交渉をお願いされることがよくあります。
そして売却される物件の特徴やお部屋の状態などによって
価格交渉の難易度が違います。
不動産売却をする際は、価格交渉にどのように対応すればよいのかを
事前に考えておくことが必要です。
そこで今回は、価格交渉されやすい不動産についてご紹介します。
目次
価格交渉されやすい不動産の特徴
価格交渉のされやすい不動産は、
売却する物件の特徴や、売却のタイミング、
周辺環境などさまざまな理由によって異なります。
売却時に価格交渉されやすい不動産の理由には、以下のものがあります。
物件の築年数
一戸建物件の建物評価は、築年数が重要な事項です。
一般的には、築20年以上の建物は、
建物評価がとても低くなってしまいます。
このことから、築年数に対して
販売価格が高額に設定されている場合は、
これを理由に価格交渉をお願いされる可能性が高くなります
複数の業者で募集
効率よく買主を探すため、複数の業者に依頼しているケースがよくみられます。
しかし、複数の売買情報サイトに掲載されている物件は、
買主に購入者が見つからない物件と認知され、
価格交渉してもらえるかもと思われてしまう可能性があります。
このことから、価格交渉をお願いされる可能性が高くなります。
長期間売れ残っている
複数の業者で募集している場合と同様に、
買主が見つからないという理由で、
価格交渉をお願いされる可能性が高いといえます。
そして、売却を進めるために、
依頼先の不動産業者から値引きの話を出されることもよくあります。
このケースの場合、買主が見つからない理由を
再度考えてみることが大切です。
売却物件の周辺環境や、交通の利便性がよくないことが理由で
買主が見つかりにくいことがあります。
販売価格を見直し、買主が見つかりやすくなるように
考えてみることはとても重要です。
同マンションで他に売却物件がある
売却物件がマンションの場合、
同じマンション内で複数の部屋が売り出されている場合があります。
周辺環境は同じなので、
他の部屋より販売価格を高めに設定されていると
売れ残ってしまう可能性が高くなります。
また、買主が見つかった場合でも
価格交渉をお願いされる可能性がとても高くなります。
この条件にあてはまる不動産であっても、
売却するタイミングや、依頼する不動産業者などによっては
希望する金額で売却できるケースもあります。
信頼できる業者を選択し、相談しながら、
損をしない不動産売却の取引を進めましょう。
事前に価格交渉があると考えておく
動産売却時には、価格交渉があることを前提に考えておくことが大切です。
価格交渉をお願いされたからといって、
必ず応じなくてはならないということではありません。
人気物件の場合や売り出されてすぐの場合は、
値引きをしなくても買主が見つかるケースが多いからです。
販売開始から1年近く経過している時や、
新しい物件を購入しているため早く売却したいという場合には、
価格交渉に応じるのも一つのよい方法です。
相手が望む値引き額と、
こちらが希望する売却額と照らし合わせ、
よい判断をしていきましょう。
まとめ
不動産売却を行う場合、
価格交渉はほとんどの取引にあるものだと
認識しておくことが大切です。
事前に交渉があると考えていれば、
いざ価格交渉をされた際でも、
販売価格の設定がスムーズに進めることができます。
販売価格は、あらかじめ値引き額を上乗せした金額を
設定しておくとよいです。
不動産売却をお考えの方は、ぜひご参考にしてください。
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