古いマンションの活用方法!放置するとデメリットばかり!
古い家の処分や扱いについてお悩みの方が多くいらっしゃると思います。
実際、古い家の管理や売却はとても難しい問題です。
では、どのように活用すればよいのでしょうか?
古い家のリスクやデメリットを理解した上で、
上手に活用することが大切です。
目次
- ○ 古い家を放置すると起こるデメリット
- ・設備の劣化
- ・トラブルが起こっても気づかない
- ・管理費・修繕積立金の支払い
- ・空き室が増えて資産価値が下がる
- ・将来的な売却が難しくなる
- ○ 古い家を放置せずに活用する方法
- ・管理会社に管理を任せる
- ・賃貸する
- ・売却する
- ・買取してもらう
- ○ まとめ
古い家を放置すると起こるデメリット
今回は古いマンションの、
代表的なデメリットをご紹介します。
設備の劣化
古い家を放置すると起こるデメリットの一つは、
設備の劣化です。
キッチンや浴室、トイレなどの、水回りは、
毎日使用していることで機能が保たれています。
しかし、長期間使用していない場合は、配管の錆び、水質も変化します。
設備そのものの劣化が進行していきます。
そして、やがて破損を起こす可能性もあります。
古い家を放置している場合でも、定期的に水を出すなどの対策をしていれば、
このトラブルを予防することができます。
また、築年数が古い家の場合、
現在使用されているような耐久性の高い配管を
使用していない場合が多いので、
破損しやすい、劣化しやすいことがあります。
トラブルが起こっても気づかない
マンションにおいて注意したいことは戸建て住宅と違って、
壁や床を通じて、他の世帯と接している事です。
放置している部屋で何かが起きてしまった場合は
上下の部屋、左右の部屋に迷惑をかけることになります。
長期的に使わない給排水管が劣化・破損すれば、
下の階へ水漏れを起こす可能性もあります。
空き家の場合でも、電気契約は残しているケースが多いですが、
ブレーカーを下げ忘れている場合、
ホコリなどが原因で起こるコンセント火災もとても怖いです。
人が住んでいないとトラブルにすぐに気づくことができないので、
周囲の人に迷惑をかける可能性があります。
トラブルが大きくなれば、賠償責任問題まで発生してしまいます。
管理費・修繕積立金の支払い
マンションの場合、空き家で住んでいなくても、
所有している限りは管理費・修繕積立金は支払わなければなりません。
また、築年数が古くなると
修繕が必要な箇所が増え、管理費不足問題から値上げされることもあります。
空き室が増えて資産価値が下がる
築年数が古いマンションを放置されている場合、
1番多い理由が親から相続した家というケースです。
同年代の人が多く住んでいたマンションでは、
やはり相続によって空き家が多くなります。
そして、いずれ同様の空室が増えることが理由で、
マンションに居住する世帯もどんどん減少します。
すると、管理組合の資金不足問題が起こり、
マンション自体の価値がなくなってくるでしょう。
将来的な売却が難しくなる
古い家を放置すると、経年劣化が起こります。
中古マンションの購入時に、築年数を重視する人も多いので
築年数が古くなっているという時点で売却は難しいでしょう。
一方で、マンションの管理組合がしっかりとメンテナンスしていれば、
古いと言われる築年数でも買い手を見つけられる可能性もあります。
ただ、築年数が古くなってくると居住者の年齢層も高まりますので、
管理不十分となる可能性もあります。
放置すればするほど、売却できる可能性が低くなり、
売りづらくなってしまいます。
古い家を放置せずに活用する方法
次に古いマンションを放置せずに
活用する方法をご紹介します。
管理会社に管理を任せる
古い家を放置すると劣化やトラブルのリスクが高まることから
定期的に掃除やお手入れが必要です。
ですが、物件が遠方の場合や、忙しくて行けないなどの問題がある方は、
専門の管理会社に依頼する方法がおすすめです。
依頼する会社によって管理内容や料金は異なりますが、
換気や簡単な掃除、などの管理を行ってくれるケースが多いです。
管理の頻度は少なくても、月に1、2回程度行ってもらえれば
古い家を放置するより安心です。
デメリットは月々の管理費用が発生することや、
電気や水道の基本料金などの支払いは続くことになります。
賃貸する
空き家となっていることが原因で
物件の劣化や周囲への迷惑などのリスクが高まるので、
人に貸し出すこともおすすめです。
誰かに居住してもらえば、
換気や掃除など日々管理してもらえます。
さらに家賃収入が得られるのがメリットです。
ただ、賃貸借契約を結んだ場合、今後事情が変わって
売却したいとなったとき、
貸主の一方的な事情で借主に退去してもらえないデメリットがあります。
売却する
現段階で活用法が決まらないという理由で放置を続けると、
更に老朽化が進み売りづらくなるでしょう。
古い家をこのまま放置して維持するための費用も発生して
将来的に負担を感じてしまうなら、
思い切って売却してしまった方が管理の手間もなくなります。
ただ、立地が良いなどのメリットがなければ、
古いマンションは売りづらいのが現状です。
買取してもらう
一般的な売却の場合、売れるまで待つことになります。
ただ、待っていてもいつ買い手が見つかるか
分からないまま待つのはとても不安です。
待っている間も放置していればどんどん物件は傷み、
周囲にトラブルを引き起こすリスクもあります。
リフォームをすれば売却できる可能性も高くなるかもしれませんが、
コストがかかることや、
必ず買主が見つかるという保証もありません。
古い家は、築年数を重ねるほどに、どんどん売りづらくなります。
そんなときに活用したい方法が買取です。
買取なら、不動産会社が直接買い手となるので、
すぐに売却することができます。
ただ、買取後にリノベーションなどにより再販することが前提になるので、
一般的な売却よりも、売却価格は低くなります。
しかし、築年数が古いことや、立地があまりよくないなど
通常では売却することが難しい古い家でも、
買取ならば確実に売却することができます。
まとめ
古い家は、空き家で放置すると
管理の手間やコストがかかる、劣化するなど、デメリットばかりです。
しかも、放置を続けるほどに深刻なトラブルが起こる可能性が高まるでしょう。
古い家を放置しているなら、今後の活用方法を早急に決めることを
おすすめします。
また、管理の手間を避けてすぐにでも手放したい方や
今後活用する予定はないなどの事情があるなら
買取をおすすめします。
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