売却後も住み続けたい方へおすすめ！任意売却とは？ローン残債があっても売却可能！

目次

• ○  ローンの残債がある
• ○  任意売却とは
• ○  任意売却のメリット
• ・ローンの分割返済が可能
• ・そのまま住むことが可能
• ・離婚時の整理に
• ○  任意売却のデメリット
• ○  まとめ

ローンの残債がある

物件を売却することで
完済できれば問題はありませんが、
残高が多く完済出来ないこともあるでしょう。

このような場合、
ローンを滞納したまま住み続けることはできません。

その際に取られる方法に任意売却というものがあります。

任意売却では引っ越し代の確保や、その他メリットもあります。

任意売却とは

任意売却とは、売却してもローンの残債の方が多い場合や
住宅ローンを滞納している場合でも
債権者の同意があれば可能な売却方法です。

通常、ローンの支払いが3～6ヶ月ほど滞ると物件は差し押さえられ、
競売にかけられ、相場よりもかなり安く売却されてしまいます。

一方で任意売却の場合は、相場で売却活動ができ、
売却後に希望すればその家に住み続けることも可能になります。

このとき、仲介を依頼する不動産会社には仲介手数料の支払いが必要になります。

任意売却のメリット

次に任意売却を選択した際のメリットをご紹介します。

ローンの分割返済が可能

一般の売却の場合、ローン残債を残すことは不可であるため
一括返済が必要になりますが、
任意売却では、売却益では足りない部分の分割払いが可能です。

これまでの返済金額ではローンを滞納してしまう場合も、
金額を抑えることができるので無理なく返済することが可能です。

そのまま住むことが可能

自宅を一度売却し、賃貸契約を行うことで、
売却後もそのまま同じ家に住むことができます。

これにより引っ越しや転校なども必要がなくなり、
店舗を経営している場合でも新しい店舗を探す必要がなくなります。

離婚時の整理に

離婚時にマンションや戸建てなどの不動産を所有している場合、
財産分与が発生するため、一般的に物件は売却されます。

このとき、売却益ではローンが残る場合は、
任意売却が選択されることも多くあります。

売却益でローンが残るのか、
通常の売却方法でローンが完済できるか不明な場合は、
不動産会社に相談してベストな方法を選択しましょう。

任意売却のデメリット

任意売却は競売よりも高く売却することが可能ですが、
デメリットもあります。

離婚での任意売却の場合は、
離婚したパートナーと連絡を取る必要があります。
このような、精神的な負担もあります。

連帯保証人になっている場合は、
連絡し、後に問題とならないようきちんと整理しておきましょう。

また、任意売却を進める場合は、
債権者である金融機関との話し合いが必要です。

面会が必要になりますが、
任意売却後に分割で返済する事を報告しましょう。

1番気にされる方が多いのが、ブラックリストへの記載です。

ですが、任意売却をしたからといってブラックリストに載るわけではありません。

任意売却をしなくても住宅ローンを滞納すれば、登録される場合があります。
ですが登録されても、登録期間は通常5年であるため
生涯続くものではありません。

ブラックリストに登録されている間は
新しい住宅ローンが組めません。

また、新規のクレジットカードも発行されなくなります。

ローンの滞納を放置する方が、社会的信用を失うため、
できるだけ早めに任意売却することがおすすめです。

まとめ

突然、さまざまな事情や離婚などにより
家の売却が必要になることがありますが、
任意売却という方法があります。

ローンを残さず売却できる場合は、
一般的な仲介や買取を不動産会社に依頼することになります。

ですが、既にローンを滞納している場合や、
売却後でもローンが残ってしまう場合は、
任意売却もしくは競売という方法になります。

任意売却の場合は、一般的な相場で売却活動ができるため、
ローン残債を極力減らすことができます。

また、引っ越し費用を売却益から確保できることや、
そのまま住み続けながら残金を分割で返済することも可能です。

ブラックリストに登録される間は
住宅ローンが新規で組めなくなることには、注意が必要です。

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