家を売るベストなタイミング!
家の売却は時期やタイミングがとても重要です。
同じ家でも売り出すタイミングによって、
売却条件が大きく変わることもよくある話です。
希望の条件でスムーズに家を売却するためには、
売り時を見極めることが大切です。
今回は、家を売却するのに1番良いタイミング、
避けるべきタイミング、その見極め方を紹介します。
目次
- ○ 家の売却に1番良い時期の見極め方
- ・不動産価格の動向
- ・築年数
- ・時期
- ○ 売却時にかかる税金
- ・所有期間5年を超すと税率が下がる
- ・所有期間10年以上で軽減税率
- ・相続した家の特例
- ○ 家の売却を避けるタイミング
- ・所有期間5年間以下
- ・所有期間10年まであと少し
- ・住宅ローン金利が高い時期
- ○ まとめ
家の売却に1番良い時期の見極め方
家を購入することは一生の買い物と言われるほど
高額の買い物です。
このような家の売却では、できるだけ高く売りたいと考える方がほとんどでしょう。
家の売却において後悔をしないためには、
売り出す時期やタイミングを見極めることがとても重要です。
家を売るベストなタイミングについて、
判断基準となるポイントをご紹介します。
不動産価格の動向
まずは、不動産価格の推移や動向を確認することをおすすめします・
不動産価格が上昇傾向で推移している時期は、
少しでも待ってから売却するほうがお得になります。
ただし、価格の上昇がいつまで続くかは分からないので、
売却のタイミングを見極めるのは難しい問題です。
一方で、売却価格が下降傾向である場合は、
できるだけ早く売却することをおすすめします。
不動産価格にあまり変化がない場合は
いつ売却しても価格に大きな差はないと予想できます。
築年数
将来的に住み替える予定で購入した家であれば、
築10年から15年以内に売却するのがおすすめです。
理由は、築15年を過ぎてしまうと、
不動産としての価値が下降傾向にあるため、
売却が難しくなってしまうからです。
また、対象の不動産がマンションの場合は、
築10年を過ぎると大規模修繕が行われる場合が多いです。
数年後に大規模修繕工事の予定があるマンションは、
買主が見つかりにくい傾向にあると言われています。
時期
一般的に、一戸建てやマンションなどの不動産は、
4月からスタートする新年度に向けて、お部屋探しをされる方が多い
2月から3月頃がよく売れる時期になります。
このよく売却される時期を狙うなら
少し前の11月・12月頃から
売却準備をスタートすることをおすすめします。
一方で、あまり不動産の動きがない7月から8月頃は、
引越しを考える人も少ない時期になるため、家が売れにくい傾向にあります。
売却時にかかる税金
家を売って利益が出たときは、
譲渡所得税を支払う必要があります。
この譲渡所得税の税率は、家の所有期間によって異なります。
さらに、条件によりますが
軽減税率の特例を適用できる場合もあります。
売却する時期によってどれくらい支払う税金が変わるのかを
シミュレーションしてみると、
自分にとっての最適な時期を知ることができるでしょう。
所有期間5年を超すと税率が下がる
譲渡所得には、
長期譲渡所得・短期譲渡所得があり、
所有期間によって税率が異なります。
所有期間10年以上で軽減税率
マイホームの所有期間が10年を超える場合、
マイホームの売却の軽減税率の特例を適用することができます。
これを利用すれば、さらに税金負担を軽減できる可能性があります。
相続した家の特例
相続した家を売る場合の特例をご紹介します。
この特例が適用されると、譲渡所得税の負担を減らすことができます。
マイホーム売却の特例
相続財産を譲渡した場合の取得費の特例
ただし、これらの特例には
どちらも適用期限がありますので注意が必要です。
マイホームを売ったときの特例の適用期限は
住まなくなった日から3年を経過する日の属する年の12月31日までです。
相続財産を譲渡した場合の取得費の特例は
相続開始のあった日の翌日から相続税の申告期限の翌日以後3年を経過する日までになります。
この期限までに家の売却を済ませておかなければ
特例の対象外になっていまします。
家の売却を避けるタイミング
家を売るのにベストなタイミングや売り時ではないと思っていても、
さまざまな事情により、家の売却を検討しなければならないケースもあるかと思います。
どのような場合にも、家を売ることを避けるべきタイミングを
ご紹介します。
事前に避けるべきタイミングを知っておくと、
時期が来るまで賃貸物件として貸し出すなど、
別の方法も考えることができるのではないでしょうか。
所有期間5年間以下
家を売却すると利益が出そうな場合でも
所有期間が5年以下の不動産の売却は
譲渡所得税・住民税の税率が高くなるため、
負担が大きくなってしまいます。
将来的な住み替えを見据えて
一戸建てやマンションを購入する場合でも
5年間以上は所有したほうが負担を少なく売却できるでしょう。
所有期間10年まであと少し
所有期間10年が経過した家を売る場合は
マイホームを売ったときの軽減税率の特例を適用することができます。
家を売却すると利益が得られそうな時期でも、
所有期間がもう少しで10年という状況であれば、
もう少し待ってから売却したほうが
特例が適応され良い条件で売却できるでしょう。
住宅ローン金利が高い時期
住宅ローンの金利が高い時期は、
家の購入を控える人が増加します。
そのため、売主側としては、売却するには価格の値下げが必要になったり
本来の相場価格で家を売ることが難しくなる可能性があるでしょう。
家の売却は、住宅ローン金利が低いときがおすすめです。
まとめ
家を売るタイミングや
ベストな売り時の見極めはとても難しい問題です。
これらは、慎重に見極めなければ
もう少し待てば、もっと高く売却できたのではないか
もう少し待てば、税金の負担を軽くできたのではないかと
後悔をしてしまう可能性があります。
この記事を参考にしていただいて、 ご自身にとってベストな売り時で
売却できるよう見極めましょう。
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