物件の内覧希望者がいない原因と対策方法

目次

• ○  原因①相場より価格が高額
• ・対策方法
• ○  原因②物件情報が流通していない
• ・対策方法
• ○  原因③内覧時の印象が悪い
• ・対策方法
• ○  まとめ

原因①相場より価格が高額

マイホームを探す方法は、
近年、変わってきました。

今までは物件を購入希望の際は
不動産会社に行き、
物件を探してもらう方法が一般的でした。

しかし、近年はインターネットの物件サイトで
事前に物件を探したり希望物件を絞り込んだり
ある程度自分で情報収集をしてから、
不動産会社に行って探してもらう
購入希望者の方が多いです。

購入希望者の方が物件サイトで
購入条件を入力して検索すると
希望に近い物件の一覧が表示されます。

この表示された一覧で最も重要なのが
物件価格です。

この物件価格を売主は
不動産会社の査定価格を参考にして設定します。

その際になるべく高く売りたいという思いから、
相場より高い価格に設定する売主さんがいらっしゃいます。

相場より価格が高額になると
買主の検索条件に合わないため
買主がインターネットで検索した物件の一覧に表示されなくなり
物件情報を見てもらえる機会が減ってしまいます。

このことが内覧希望の
問い合わせの減少の要因になります。

対策方法

このような事態を避けるには、
価格設定は慎重に行い
査定依頼をした不動産会社に相談しながら価格を決めましょう。

原因②物件情報が流通していない

内覧希望者がおらず
売却できない原因の一つとして挙げられるもので
物件情報がしっかりと流通していないということがあります。

不動産売却時は媒介契約締結後、
不動産会社によって販売活動が始まり買主を探します。

販売活動とは、
インターネットでの物件情報の公開や
チラシの配布などです。

しかし、不動産会社が販売活動にあまり力を入れていない場合や
内容が不十分だと、物件情報は購入検討者に見てもらえません。

物件をアピールして内覧につなげるためには、
適切な地域や媒体への販売活動が必要です。

このことから販売活動の方法が売却物件に適しているかどうかで、
内覧へ可能性が変わるのでとても重要です。

対策方法

価格設定も適切で、
3カ月後でも内覧希望者がいない場合や
問い合わせが少ない場合は、
不動産会社の変更を検討することも大切です。

売却希望の物件の地域にある地域密着の不動産会社や
販売実績が豊富な会社は
信用度や提案力が高いのでおすすめです。

原因③内覧時の印象が悪い

内覧者は来るけれど、
なかなか購入希望者がいないというお悩みもよく聞きます。

このような場合は、
内覧者にとって魅力的に思える物件なのか
ここに住みたいと思える物件かどうかを考えましょう。

対策方法

居住中の家に内覧者が来てもらう時は、
内覧時に好印象を持ってもらうために、

室内の整理整頓
室内はきれいに掃除する
室内の照明は必ずつけてお部屋を明るく見せる
空気の入れ替えをして匂いに気をつける

といった配慮が重要です。

また、内覧者が見たいと希望した場所は
なるべく見せるということも重要です。

特に、クローゼットの中は見せたくないという方が多いですが、
内覧の1番重要なことは
お部屋での生活のイメージを膨らませてもらうことです。

このことからなるべく内覧時には、
汚れている箇所や傷などを補修しておくと好印象になります。

また、売却希望の物件が戸建ての場合は
室内リフォームは厳しくても、
庭のお手入れや玄関の清掃などを行って
内覧者の第一印象を良くすることもおすすめです。

そして家の中も見てみたいと
思ってもらえるような迎え方をしましょう。

まとめ

今回は、内覧希望者がなかなか見つからない原因と
内覧者に来てもらうための対策についてご紹介しました。

家が売却につながらない事は、
売主にとって大きな悩みです。

内覧時や販売活動の時に
物件情報だけでなく、
公共交通機関が便利なことや
閑静な住宅地に立地している
近くに商業施設があるといった
周辺環境をアピールすることもおすすめです。

何か月も物件が売れない場合は、
販売活動の情報を見直し、掲載されていない情報があれば
不動産会社に伝えて改善してもらいましょう。

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