1年売れない家に共通する原因と対策

目次

• ○  1年以上家が売れない原因
• ・築古・老朽化
• ・不便な立地
• ・内覧時の印象がよくない
• ・不動産会社の販売活動
• ・価格が高額
• ○  1年以上家が売れないときに試したい対策
• ・ハウスクリーニング
• ・周辺環境の魅力を伝える
• ・掃除や臭い対策の徹底
• ・不動産会社を変更
• ・瑕疵担保保険
• ・価格の見直し
• ・買取を検討
• ○  家が売れないときに注意すべき事
• ・空き家にする
• ・リフォーム
• ・賃貸として貸す
• ○  まとめ

1年以上家が売れない原因

長年、売れない家には、
何らかの原因があることがほとんどです。

まずは、売れない家によくある原因についてご紹介します。

築古・老朽化

家などの建物は、築年数が経過すれば老朽化が進みます。
そのため、中古住宅では築浅の物件が人気です。

特に、築20年以上の家の売却は難しい傾向にあります。
築20年を超える家はほとんど価値がないとみなされてしまうからです。

ですが、築20年以上の家は
もう住めないというわけではありません。

適切な管理やメンテナンスを行えば
まだまだ居住することができるため、
売れる可能性も十分あります。

しかし、老朽化が激しい家は、
ほかの物件と比べられてしまうため、
1年以上売れないという状態になることが多いのが現状です。

不便な立地

築年数が浅いのにもかかわらず、1年以上家が売れないという場合は、
立地が原因の可能性もあります。

例えば、駅から遠い、近くに小中学校がない、
病院がないなど、住みにくい立地にある物件は、
どうしても需要が少ない傾向にあります。

内覧時の印象がよくない

内覧の希望者は多いのに、成約につながらない場合は、
家自体の印象が良くないことが原因とも考えられます。

特に、現在居住中の家を売りに出している場合、
以下をチェックしてみて下さい。

生活感が溢れ過ぎている
荷物が多すぎる
ペットの臭い
水回りが汚れている

不動産会社の担当者に相談しながら、
改善点を教えてもらうのもおすすめです。

不動産会社の販売活動

家が売れない原因が、不動産会社にある場合もあります。

不動産会社が積極的に販売活動をしていない場合や、
そもそも中古一戸建ての販売を得意としていないという可能性もあります。

不動産会社の販売活動の状況については定期的に確認し、
問題がある場合は別の不動産会社に相談することも検討しましょう。

価格が高額

売り出し価格が相場よりも高すぎる場合は、
売却完了までに時間がかかります。

なかなか売却できない場合でも、
すぐに値下げをする必要はありません。

ですが売り出し価格が適正かどうかは
不動産会社にも相談しながら、判断することが重要です。

1年以上家が売れないときに試したい対策

家が売れない場合、値引きを検討することも大切です。
実際に、不動産会社から値引きをすすめられることもよくある話です。

しかし、売れない原因が本当に価格なのかどうかを
見極めることが大切です。

値引きをしたのに売れないという事態に陥らないためにも、
おすすめの対策をご紹介します。

ハウスクリーニング

内覧時の印象をよくするためには、
室内やお風呂などの水回りを綺麗にすることをおすすめします。

自力で掃除するのにも限界があるので、
専門の業者にハウスクリーニングを依頼することも方法の一つです。

ハウスクリーニングは、物件が売れなかった場合に行うのではなく、
あらかじめ行うことでスムーズな売却活動につながります。

周辺環境の魅力を伝える

駅から遠いなど不便な立地にある家でも、
周辺環境に一つも魅力がないわけではないはずです。

家の周辺環境の魅力を不動産会社に伝え、
広告の内容を見直すことや、
内覧時に直接伝えたりすることもおすすめです。

掃除や臭い対策の徹底

空き家に比べ、居住中の家は
どうしても生活感がでてしまいます。

居住中の家を売却する場合は、
細かな清掃や片付けをしておきましょう。

また、ペットを飼育している家や
タバコを吸う方がいる家は、
臭い対策を徹底することも重要です。

不動産会社を変更

長年家が売れないなら、
不動産会社を変えるのも一つの方法です。

各不動産会社には得意分野があるので、
売却実績が豊富な不動産会社や
地元の不動産会社を探すことをおすすめします。

瑕疵担保保険

瑕疵担保保険とは、買主が中古住宅を購入した後に
不具合が発覚した場合に保証する保険のことです。

建物に不具合があった場合は、
一定の範囲はありますが修繕費用を保証してもらえます。

費用は発生しますが買主にとってはメリットになるので、
1年以上家が売れないタイミングで付加価値として付けるのも良い方法でしょう。

価格の見直し

さまざまな対策をしても1年以上家が売れない場合は、
価格を見直す必要がある可能性があります。

周辺の物件の相場も調べるなど、
適切な価格で売り出しましょう。

買取を検討

不動産仲介会社に依頼して1年以上家が売れない場合は、
不動産買取を検討しましょう。

不動産買取とは、
不動産会社に直接買い取ってもらうという売却方法です。

短期間で売却できるのがメリットですが、
売却金額は仲介よりも安くなることがデメリットです。

家が売れないときに注意すべき事

なかなか家の売却がすすまない時に
注意すべき点をご紹介します。

空き家にする

1年以上家が売れないとき、空き家にしたほうがよいのかと
考える方もいるかもしれません。

空き家にすると住んでいる家をよりも広く見えることや、
内覧に立ち会う必要がなくなるメリットもあるので、
空き家にするのも一つの方法です。

一方で、一戸建ての場合は特に、
空き家にすることで一気に老朽化が進む可能性があります。

換気不足で湿気が溜まることや、
カビや害虫が発生する原因となるからです。

また、掃除が行われなくなることで、ホコリがたまり、
害虫などが発生しやすくなってしまいます。

売れない家を空き家にする場合は、
定期的に換気や掃除を行うなど、
メンテナンスをしっかりと行うことが必要です。

リフォーム

トイレやお風呂などの水回りをリフォームすると、
売りやすくなるという可能性もあります。

しかし、水回りのリフォームには高額の費用が発生します。

リフォーム後に売却ができた場合でも、
費用がかかりすぎて赤字になってしまっては意味がありません。

一戸建てであれば、リフォームをするよりも
ハウスクリーニングを入れ内覧時の印象を良くすることや、

リフォームをしたと思って少しでも価格を下げるなど
検討をしたほうが良い場合もあります。

賃貸として貸す

売れない家は、賃貸物件として
貸し出す方法もあります。

賃貸にして毎月家賃収入が得られれば、
売れずに放置するよりは良いと思う方もいるでしょう。

ですが、一戸建ての場合、
賃貸としての需要が必ずあるとは限りません。

また、注意したい点は、一度賃貸契約をしてしまうと、
すぐに売却をすることができなくなります。

賃貸での需要があるのか、どんな条件で賃貸できるのかなど、
不動産会社に相談しながら検討することがおすすめです。

まとめ

1年以上売れない家の売却活動を、
今後スムーズに進めていく方法に悩んだときは、
専門家に相談するのも一つの方法です。

寝屋川不動産売却センターでは、
寝屋川市の不動産買取・不動産売却・不動産査定を行っております。

お客様の大切な財産である不動産の売却について
ご希望に沿った最良の方法をご提案いたします。

不動産売却を検討されている方は、ぜひお気軽にご相談ください。

ブログ一覧